Sunday, February 10, 2013

コナスノウ

ここ2、3日続いた雨で、一気に花が開きました。まさに、コナスノウです。枝に積もった雪のようんのでこの呼名があります。
 
こうして一斉に花が咲いたら、待ったなし。プルーニング(選定)を急がないといけません。
余分な枝を切って、木自体が、栄養失調にならないようにしないといけないのです。
 
コーヒーの木は、咲いた花すべてが実になります。雨が少ないと、先ず葉っぱから水分を摂ります。そのために、一枚、一枚、葉っぱが落ちていきます。
 
ここ数年雨が少なく、本当に木たちは大変でした。多くの枝が、葉っぱが落ちて、今年伸びた枝の先っぽだけ、葉っぱ(この先端部分には花が咲かず、実がならなかった)が残っています。そして、この部分(2年目)に、今年の花をつけました。
写真の木は、2年目の幼木で、今年初めて花をつけました。この葉っぱが最後まで残るかどうかは、今年の天候次第。
 
疲れた木のためにも、もっともっと雨が降って欲しいです。
いつもだと、この時期は、どの木にも、まぶれるように、新芽が伸びているのに、今年は、殆どの木に、一本元気な芽が伸びていたらいいほうです。
 
これから、コーヒーの実が大きくなるまでに雨がたくさん降ったら、こうした木にも、まだ新芽が出てくる可能性があります。
 
そうした枝には、来年のこの時期、初めての花が咲きます。
 
こうして、この農園の木たちは、何十年も生き延びて来ました。私よりも、長生きの木達。
 
もっともっと長生きしてくれるように、今年も雨乞いの毎日になりそうです。

 

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