これは今年の７月のことです。
７月居ても立っても居られず、インターネットで反対運動などサインできるものは全部サインしまくって、、、毎日いろいろな団体に「助けてあげてメール」ウェブでのコンタクトに書き込みをしまくりました。
山口県生まれの私にとって、広島の原爆被害者の方たちはとても身近でした。私たちの小学校では、６年生で、広島の原爆ドームと、宮島が修学旅行先です。そして、中学の３年は、別府温泉、長崎平和記念公園。学校の先生なども、原爆被害者の方がいて、体に残った火傷の痕とともに、そのお話を直接聞く機会がたくさんありました。（私は昭和３２年。１９５７年生まれです）
メールなど送る相手を探す中で、「安全を求める被爆者たちの会」に目が止まりました。この方たちなら、福島の置かれている現状を理解し、子供たちを助ける声、「内部被曝の怖さ」を含め、世間に向け発信してくれるかもしれないと、ウェブのコメント欄に記入しました。
そのころ私は、知り合いの日本人の人達と、こうした福島の情報を発信する英語のサイトを作ろうと話していて、その時にリンクをさせて頂く事も含め、色々コンタクトを取ろうとしていたのです。
で、数日後、会の責任者の方から、Eメールのお返事が来ました。
アタッチメントのPDFと共に。
で、そのメールを読んで、チョットショックでした。
（引用）「なお、頂いたメイルの発信者と思われる方々
の部分が「文字化け」しておりまして、原田様のお名前だけが読めましたのであて先をこ
のようにしております。
私たちも仕事を抱えながらボランティアで行っている民間の会ですので、事情をお分か
りいただければ幸いです。（引用終）」とあり、以下、私の考えが間違っていると指摘されました。
多分コナコーヒー農民の団体としてのコンタクトと勘違いされたのだと思います。が、だからこそ、こうしたお返事もいただけたのかもしれません。
そのPDFをそのままリンクしてアップロードします。 一部分だけを切り取ったりしたら、ご本人の意図が変わる可能性があるからです。
此処でのお願いは、どうか一部だけを取り上げることはしないでください。
なぜなら、私は長く映画、テレビの制作に日本で関わって来ました。
編集で、すべてのイメージが変わることを知っています。コメントの一部だけをとり扱ったら、全く反対の意図にもなります。
最後にもう一度、私はこの会を批判するつもりも、個人を非難するつもりも有りません。
ただ、受け取る情報、信じる情報で、こんなにも違うのかと私が感じ、「洗脳」って本当に簡単に起こるんだ。そして、その反対に、口封じも簡単に出来るんだと、理解できたので、それをシェアしたいと思い、これを此処に書くことにしたのです。
（引用）「おそらく根拠を示さず過剰に不安を煽るだけの報道のせいもあると思いますが、
「今、子どもたちが福島で生活すべきではない」と断定する放射能レベルにはありません。
このような主張を声高にすることは、ある意図を持った政治的作為と受け取られる恐れが
強いと感じます。また、皆様の善意を利用しようと接近する者が出ないとも限りません。」（ 引用終）
このPDFを読んで、普通の人間である私ーー今まで政治運動などしたこと無いーでも、年齢的に、学生運動、成田闘争など、間近に見てきたーーチョット怖くなりました。で、はっきりいって、それぞれの団体にメールするのも、コンタクトするのもその後しばらく辞めました。
でも、国会の児玉さんの主張を聞き、この会に、「この方の発言を聞いてください。東大の教授も危険だと言っています」とメールしました。もっとも今度は個人からだと書いたこともあり、返事は来ませんでしたが。
PDF「コナ・コーヒー農園の皆様」
https://skydrive.live.com/redir.aspx?cid=cc9da6effef124d3&resid=CC9DA6EFFEF124D3!377&authkey=7GkGIo*Y6mc%24
ハワイ島は、今１０月最後です。普通の私ができること。それは「声」を出すこと。「出来る行動をすること」だと、これを書きました。
