Monday, January 11, 2016

2016年

今日も雨無し。
夜は見事な星空。でも、そろそろ多量に降ってくれないと、たくさんの日向の木がすっかり弱ってきた、、、、

雨乞いの龍を呼び寄せないと!
花の蕾が膨らみ始めていいるけど、雨がふらないと咲かないし、たとえ咲いても、雨がふらないと実にならない。

せっかく伸びた新芽も10月からの雨無しで、すっかり弱ってしまった。
去年の様に雨が降ることを願って!


Friday, May 1, 2015

毎日の雨


4月の半ば、今年3回めの大きな開花。
そしてその後、3月分を取り戻すように、ここの所毎日午後になると雨が降っている。

今はまだコーヒーの実も小さいので、たくさんの新枝が伸びてきた。こんな風にたくさんの枝が出てきたのを見るのは、本当に何年ぶりだろう。
初めて農園に来た2006年から数年間、1月から4月、一本一本の木に、たくさんの枝が出て来るのが当然だと思っていた。それが雨量が著しく減り、木が花をつけるのが精一杯で、新しい枝をむやみに出す元気が無くなったここ数年間。
久しぶりに新枝を見つける度に、嬉しくなる。
このままこれらの新枝が成長すると、来年は、たくさんの立派な枝に成長し、花を付けてくれるだろう。本当にきれいなコナスノウを見ることが出来る!

Tuesday, February 25, 2014

足の怪我

23の日曜日、近所の犬のラスタと遊んでいたサムライが、フルスピードで走り回り始めました。いつもだと、これが始まると、じっと動かずに、何かを背にして立っているのですが、今回は、側にいたはずルーシーのことが気になり、動いたのが運の尽き。猛突進したサムライと正面衝突。
サムライはチョット方向転換をしようとしたけど、間に合わず、膝の側面に衝突。思わず悲鳴を!
どうも痛みが引かず、救急病院に。なんと、膝をつなぐ大きな骨にヒビが。所謂バンパー骨折(バンパーの位置) と同じ状態。
動けなくなりました。
で、久しぶりにブログの更新。
石頭のサムライは何事も無く、新しいギブスや、杖に興味深々。
あのね、しばらく朝の散歩は出来ないのよ。
ルーシーが新しく家族に加わりました。5歳のシェパードミックス、ヒューマンソサエティーからPAGEが連れて帰ってきました。どうやら引っ越した家族が置いて行ったようです。最初は、PAGEがいなくなると心細くて吠えていましたが、すっかりなれました。
でも、ボスのサチと、数回の大げんかで、両方共、数カ所の深いかみ傷。
ルーシーが、サチをボスと認めてくれ、サチも、ルーシーを群れの一員として受け入れてくれるのを願うしか有りません。
リキも、サムライも、すんなり認めたんだけど、、、やはり、群れの中で育ってない犬は、どうやって仲間に入ったらいいか、分からず大変です。
特にサチというしっかりしたというか、強いボスが居るので、お腹を見せて「戦いません」態度を示さない犬は喧嘩になります。

でも、4匹に成った我が家は犬だらけ。犬のベットがリビングルームにズラリ。

Thursday, April 18, 2013

4月、最初に咲いた花は、こんなに大きな実に!


しのぶさんの木。すでに2年目になり、花が咲き、そして4月、こんなに大きな実に成長しました。でも、すでに、コナコーヒーチェリーボア(CBB)虫も実を狙って、入り込んできました。今年もまた、CBBとの戦いの始まりです。
これから先、残念ながら、この戦いは終わることはないでしょう。
一度入ってきた害虫を絶滅させることはできません。だから、本当に検疫は大切です。チキンや、ビーフのインスタントで粉や液体になった食物をチェックして取り上げる前に、無認可で入ってくる外からのコーヒーグリーン豆をしっかり監視して欲しかったです。
でも、この先も、他にどんな害虫、病原菌が侵入してこないとも限りません。例えば、今ハワイ島にはない、狂犬病等、ぜひとも、しっかり見張ってほしいものです。


Monday, March 25, 2013

遺伝子組み換え作物について

今、遺伝子組み換えの作物について、賛否両方あるようです。でも、この2つの違いをわかってほしいのです。
その地域に合った、病気に強い作物を交配を繰り返すことによって作るのと、化学的に遺伝子操作をし、種を作り、それに特許をつけ、その作物から種子を採集してはいけない、種を買い続けなくてはいけない、という企業の種操作された農業とは、全く違うということです。

 
食べた人の健康の問題にも、賛否有るでしょう。その害が証明されていないのだから、安全だという人もあるでしょう。

でも、ここハワイ、すぐに芽が出て植物の成長が早い環境で、私自身が体験した事、それは事実です。

有るとき、ハワイは気候が似ているから、私が山口県で食べ馴染んだ野菜を育てられるのではないかと、という話になりました。私の知り合いのお母さんは、韓国から来た人で、私と同じように考えたのか、色々な野菜を試してみたそうなのです。彼が、お母さんの言葉を教えてくれました。

「種をまき、芽が出たものは育つ。でも、芽が出なかったら、それはここに合わないから、植えても無駄だ」というものでした。確かに、同じハワイ島でも、いえ、すぐ近くでも、気候も、土地の状況も、かなり違います。

ある日、プチトマトの苗を買ってきて、植えました。鉢ではあまりうまく育ちませんでした。又味も、大したこと無く、「トマトは無理」と諦めました。
でも、ファーマーズマーケットで買ったプチトマトがとてもお美味しくて、その種を適当に、一応、野菜等を植えるように整備した場所にまきました。直ぐに芽が出て、ほってもいても、育ち、いくつかのトマトが出来ました。

さほど、美味しくもなく、いくつか食べたものの、熟すのを待っていると、すぐに虫や鳥に食べられるのですが、どうせさほど美味しくないので、別に気にしませんでした。

そしたら、最初の苗の水やりもいいかげんになり、枯れてしまいました。その後、突然、その後から芽が出て、大きくなりました。そしたら、今度は、とても甘いトマトができたのです。

それは、いちごも同じでした。

最初にもらってきた苗のいくつかは、葉っぱが虫にかじられ、穴だらけになり、生き残った苗はわずかでした。漸く出来たいちごも、小さいだけでなく、酸っぱくて、やはり虫に食べられるままにしていました。

でも、どんどんと伸びていき、広がって行きました。そしたら、どうしたことか、葉っぱが虫にかじられることも殆どなくなったのです。

肥料は、米のとぎ汁だけ。これに、米のとぎ汁に、僅かな牛乳を混ぜて作った乳酸菌の水を、虫よけになるかなと、時たまかけただけです。

最も、雨がふらなくても、一応水だけはやりました。

いちごの実が、どんどん甘くなって行ったのです。

もちろん、日本でハウス栽培されているようないちごの甘さでは有りません。そうです、子供の頃、母が植えたいちごを食べた、そんないちごの甘さなのです。

その土地に合うように、植物は自分で調節していきます。美味しい実をつけるのです。なぜなら、植物にとって、実は、次の世代につなぐ、大切な命なのです。

そして、種をつけます。しっかりした種です。茄子の実にも、種があります。その種を蒔くと、芽がでます。

もし、その地に合わない作物があるとしたら、それをあえて植えるのは無駄なのです。その地域に、その土地にあった作物を育てるしか無いのです。

それが、一番自然の理にかなったことなのです。

その地で出来た食物を、その季節に、完熟したものを食べるのが、一番人間の健康にいいのです。

人間も、自然の一部です。自然の理に反して、健康でいられるはずが有りません。

どうか、地元の野菜、果物を食べて、農家を応援して下さい。
形が悪いとか、馬鹿なことを言わないで下さい。食物は、形で買う買わないを決めるものでは有りません。

作物本来の味を味わって下さい。

種があって当然なのです。食べにくいからと、種をなくすなど、もっての外なのです。化学薬品を使うだけでなく、農家にとって、大手間のです。その手間と、薬品購入費は当然価格に響くのです。

種が育たない作物は自然の理に反したものなのです。それを食べて、私たちの健康に害がないと思うほうがどうかしているのです!

農家と、それを買う消費者が団結したら、本当に安全で美味しいものが食べられるのです。そして、まじめに汗を流し頑張る農家も生活できるのです。

自然の理にかなった生活をしたいものです。


 

Sunday, February 10, 2013

コナスノウ

ここ2、3日続いた雨で、一気に花が開きました。まさに、コナスノウです。枝に積もった雪のようんのでこの呼名があります。
 
こうして一斉に花が咲いたら、待ったなし。プルーニング(選定)を急がないといけません。
余分な枝を切って、木自体が、栄養失調にならないようにしないといけないのです。
 
コーヒーの木は、咲いた花すべてが実になります。雨が少ないと、先ず葉っぱから水分を摂ります。そのために、一枚、一枚、葉っぱが落ちていきます。
 
ここ数年雨が少なく、本当に木たちは大変でした。多くの枝が、葉っぱが落ちて、今年伸びた枝の先っぽだけ、葉っぱ(この先端部分には花が咲かず、実がならなかった)が残っています。そして、この部分(2年目)に、今年の花をつけました。
写真の木は、2年目の幼木で、今年初めて花をつけました。この葉っぱが最後まで残るかどうかは、今年の天候次第。
 
疲れた木のためにも、もっともっと雨が降って欲しいです。
いつもだと、この時期は、どの木にも、まぶれるように、新芽が伸びているのに、今年は、殆どの木に、一本元気な芽が伸びていたらいいほうです。
 
これから、コーヒーの実が大きくなるまでに雨がたくさん降ったら、こうした木にも、まだ新芽が出てくる可能性があります。
 
そうした枝には、来年のこの時期、初めての花が咲きます。
 
こうして、この農園の木たちは、何十年も生き延びて来ました。私よりも、長生きの木達。
 
もっともっと長生きしてくれるように、今年も雨乞いの毎日になりそうです。